今の若いもの。
2024年9月10日 曇り 27℃
9月41日みたいな日。
27℃もここ札幌では立派な夏。
何の因果か服屋稼業も31年。
「今の若いもんは」と当初言われ続け気が付けば年齢的に今度は言う立場になった訳ですが、今の若いもんの時に決めた事は人に対して「今のわかいもんは」と絶対に思わないという事。
そもそもエジプトの壁画にもそう書かれているそうですから、いつの時代も大人は若年層に対してそう感じそして言いたくなるわけです。
上司と言える人が一人いてその方から学んだのは物事の考え方と正しい筋道。
すなわち道理。
その方とは店長に就任してからで店長就任後から深い仲に。
仕事の打ち合わせに行っても仕事の話は3割くらいでほとんどはそういった話。
世間話と言えば世間話なのだけれどもその話しの中から学ぶことが多く今にして思えば「今のわかいもん」だった僕に対していきなり仕事の話しをしても理解出来ないだろうと(事実最初は何を言っているのかさっぱり分からなかったので)思っての事で、実際に我々の様な水商売は“売れる法則”は存在するにはするけれど、それはあくまで表面的な技術であって根幹ではない為に常に刷新していかなければなりません。
売るテクニックを覚えてもそれは長くても3年くらいの使用期限で新しいものが古くにしかならない刹那的な面が大いにあります。
接客至上主義、売れなければ裏に呼ばれて説教。
その説教は言葉よりも平手かローキック。
反射的に無意識でよけたなら「よけるな」。
それは店長就任前のこと。
“接客”こそがすべてであり痛みは修行の過程でその積み重ねこそ一流の販売員への道と信じて疑わなかったスタッフ時代を経験してきた僕からすると、上司の教えはとても新鮮で多角的に、そして「仕事とは実に奥が深いものなのだな」と理性と知性を学んだ。
取引先に同じ年齢の営業マンがいてとても優秀な人物がいました。
上司はその営業マンと仕事の話をする時にとても楽しそうで会話が弾んでおり、しかし傍らにいる僕はその二人が話している内容はほぼ理解できず、僕と話すときの上司は子供に接するかのように、しかしその営業マンとは同志の様な態度に恥ずかしさと悔しさがありました。
その営業マンとは時々二人で飲みにも行き、ご本人あまり酒が強くないため焼酎水割り薄めを好んでいた。
彼がトイレに行っているスキを見計らっては分からない様にいつも焼酎を足し濃いくちにして酔わせようとするも戻って来た本人にバレては注意されていた。
要するにその彼とも非常にウマがあった。
31年。
長いのかまだまだなのか分かりませんが、確実に言える事は紫煙にまみれたあの喫茶店で伝えてくれた事がどんなテクニックよりも今の僕を支えてくれています。
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